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指揮者:西岡 茂樹(にしおかしげき)

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1955年兵庫県生まれ。合唱指揮を田中信昭、須賀敬一の両氏に師事。

篠山鳳鳴高校合唱部、大阪大学混声合唱団に在籍中、学生指揮者を務める。

大阪大学混声合唱団時代には、三善晃先生との運命的な出会いを果たし、以降、ライフワークとして三善作品に取り組み続けている。

1979年には豊中混声合唱団に入団、副指揮者を経て1989年より常任指揮者、2002年より音楽監督・常任指揮者となる。

豊混では、須賀敬一氏から合唱指揮について学ぶと共に、16年間に亘り、高田三郎先生の指導を受け、大きな影響を受ける。作曲家ご自身の指導により、高田作品の演奏のあり方の真髄を学び、それを基盤にしながら、独自の演奏スタイルを探求し続けている。

2001年には豊混の姉妹団体として豊中少年少女合唱団(豊少)を設立、両団のコラボレーションによる、「芸術作品としての“大人と子どもが共に歌う合唱”」は、新しい潮流として大きな注目を集めている。

また、田中信昭氏の指導による「創る会」「新しいうたを創る会」「新しい合唱音楽研究会・関西」などの活動を通じて、現代日本の優れた作曲家との協働のあり方について学び、自分の指揮活動の方針を『世界に誇ることができる日本固有の合唱芸術の創造』におく。

これまでに、三善晃(3作品)、髙田三郎をはじめ、池辺晋一郎、一柳慧、伊藤康英、鈴木英明、千原英喜(2作品)、寺嶋陸也(5作品)、徳山美奈子、新実徳英、信長貴富、萩京子(6作品)、松下耕、矢田部宏、山岸徹の諸氏等への委嘱初演を成功させている。

現在、豊中混声合唱団、豊中少年少女合唱団、豊中ユース合唱団からなる豊中ファミリーでの活動を核としながら、女声合唱団あい(山口県周南市)、女声合唱団Stella(兵庫県三田市)等、特性の異なる各団体で指揮者を務めており、一般団体や大学合唱団への客演も多い。

また、「三善晃を唄う会in淡路島」の講師、柴田南雄氏や高橋悠治氏等の「シアターピース」の上演、「八月の祈り」(原爆の犠牲者への鎮魂と平和を祈る演奏会)への参画、震災復興支援のための様々なコンサートへの参画、邦楽とのコラボレーションなど、活動は多岐に渡る。

関西合唱連盟理事、大阪府合唱連盟理事、日本合唱指揮者協会関西支部委員、21世紀の合唱を考える会「音楽樹」会員、奈良産業大学教授。

ホームページ http://www.nara-su.ac.jp/~nishioka/music.htm

E-mail  shigeki.nishioka@nifty.ne.jp

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